トヨタ役員人事…大政奉還が事実上決定

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トヨタ自動車は、6月の定時株主総会で承認される役員の異動を発表した。安田善次専務、箕浦輝幸専務、豊田周平専務待遇取締役の3人が退任するとともに、服部哲夫常務役員が専務に昇格するなど、4人が新任取締役に就任する小幅なものとなった。

副社長クラスは全員留任で、1級整備士試験問題漏えい事件で、退任が確実と見られていた岩月副社長も留任となった。国内販売体制を再構築するため、現体制を継続することを優先させた模様だ。

安田専務は、関東自動車工業へ、箕浦専務はダイハツ工業へそれぞれ次期社長含みで異動する。豊田周平取締役は、トヨタ系の内装会社3社が合併する新会社の社長に就任する。

新任取締役は服部氏のほか、鈴木武常務役員が専務に、布野幸利常務役員と新美篤志常務執行役員が取締役専務待遇に就任する。

豊田周平氏は、豊田英二氏の3男で、将来の社長候補の1人だったが、これで豊田章一郎名誉会長の長男の豊田章男専務の将来の社長就任が事実上決定した。

《レスポンス編集部》

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