日本自動車輸入組合が発表した2003年度の輸入車販売台数は、前年度比べて横ばいの27万9444台となり、2年連続で前年並みをキープした。ここ数年、27万台前後で推移しているものの、これは日本メーカーの海外生産車の販売が増えたため。
2003年度の販売のうち、外国メーカー車の販売は同5.2%減の24万5732台となり、5年ぶりにマイナスとなった。フォルクスワーゲン『ゴルフ』やボルボ『40シリーズ』など、輸入車の主力モデルがモデル末期で買い控えが広がったのが大きな要因だ。
日本メーカーの海外生産車は、同68.0%増の3万3712台で、大幅に増えた。2年連続のプラスで、ホンダやトヨタが増えたのが主因だ。