運転手が覚せい剤使用のバス会社に監査

国土交通省・北海道運輸局は26日、39歳の運転手が覚せい剤を使用した状態で乗務を行っていた三洋観光バス(札幌市)の監査を実施した。運行記録簿などを押収し、この運転手の勤務状況などを調べている。

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国土交通省・北海道運輸局は26日、39歳の運転手が覚せい剤を使用した状態で乗務を行っていた三洋観光バス(札幌市)の監査を実施した。運行記録簿などを押収し、この運転手の勤務状況などを調べている。

これは今月20日、北海道警が同社に勤務する39歳の運転手の男を覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕したことに関連した監査。

北海道警・(札幌)厚別署の調べによると、この男は今月10日から18日に掛けての間、札幌市内の自宅などで覚せい剤を使用した疑いが持たれている。警察が暴力団絡みの覚せい剤取引の実態を調べていた課程で、この男が覚せい剤を使用している疑いが強まり、内偵捜査の結果としてそれが明らかになった。

男は警察の取り調べに対して「12月ごろから週に2回程度の割合で使用していた。仕事が多忙で疲れがたまれりやすく、それを緩和することが目的だった」と供述。腕には注射器を使用した痕跡が数多く残り、制服のポケットには注射器が隠されていたという。

男は昨年6月に札幌市内のバス会社である三洋観光バスに入社。覚せい剤を使用していたとされる期間は新千歳空港からニセコ町のスキー場に向かうツアーバスの乗務に就いていたとみられる。

運転手が覚せい剤を使用しながら乗務を行っていた事態を重視した北海道運輸局は、26日午前からバス会社への特別監査を実施。逮捕された運転手の乗務記録を押収したほか、運行管理者から異変に気づかなかったのかなどの事情を聞いたとしている。

同局では何らかの違反が確認できた場合には、この会社に対しての行政処分を実施する方針だ。
《石田真一》

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