マーク・ウェーバー(ジャガー)は1980年アラン・ジョーンズ以来のオーストラリア人チャンピオンになれる。
そう太鼓判を押すのは1959年、60年、66年と3度F1を制した経験のあるサー・ジャック・ブラバム。ウェーバーのタイトル獲得について「目指す才能は持ち合わせている」と語り、噂されている2005年のBMWウィリアムズ入りを推奨する。
「あとはマシンにかかっている。これまでのところ、彼の本当の良さが証明されていない。それは単に現在乗っているマシンのせいにほかならない。マークの才能を示すに足る素材ではないんだ」
非力なマシンにもかかわらず、マレーシアでフロントロウを獲得したことについては、「あれは大変な努力の結果だ。100点満点の走り。あのフィールドにおいてシューマッハ(フェラーリ)とともにフロントロウに付くことは、決して容易いことではない。素晴らしい出来事だっただけに、決勝での不運には心から同情したよ」と語った。