110番サイトにいたずら…厳しく対処

警視庁は18日、聴覚・言語障害者向けに提供し、メールで警察への通報ができる「警視庁110番サイト」にいたずらメールを送りつけ、業務を混乱させたとして、大阪府に在住する21歳の男を軽犯罪法違反容疑で17日までに書類送検した。

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警視庁は18日、聴覚・言語障害者向けに提供し、メールで警察への通報ができる「警視庁110番サイト」にいたずらメールを送りつけ、業務を混乱させたとして、大阪府に在住する21歳の男を軽犯罪法違反容疑で17日までに書類送検した。

警視庁110番サイトは今年1月10日から運用を開始したもので、聴覚や言語に障害がある方に向けて提供している。携帯電話のWEBブラウジング機能を使い、表示されるフォームに従って入力することで通報が完了する。

軽犯罪法違反容疑で書類送検された男は、システムの運用が開始された直後の1月10日から、2月7日までに掛けての合計6回、虚偽内容の通報を行った疑いが持たれている。

最初の通報は警視庁の所在地や、警視総監の名前を被害者として挙げていたこともあり、すぐに虚偽だと判明したが、2件については他府県内の地名を掲げたため、警察庁を通して両府県の警察本部へ確認を依頼する騒ぎになった。

その後の調べで、いたずらと認定されたすべての通報が、電話会社に残っていた接続履歴から同一の携帯電話によって発信されたことを突き止め、所有者(使用者)の男を追及した。

この男は取り調べに対して「最初はシステムに興味を持ってやったが、応じてくれないのでだんだんとイライラしてきて行為がエスカレートした」、「独身の単調な生活で、憂さ晴らしをした」などと供述した。

警察では「実害は無かったが、システムの信頼性を揺るがす」として、今回は厳しく対処することにしたとしている。
《石田真一》

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