WRC(FIA世界ラリー選手権)第3戦ラリーメキシコは11日、メキシコ、レオンで開幕。「チーム三菱自動車モータースポーツ」はレオン西部でシェイクダウンテストを行い、午後9時過ぎにレオンから約50km離れた古都グアナファトでセレモニースタートを行った。
約6kmを走ったエースドライバーのジル・パニッツィは「メキシコのラリーに出場するのは今回が初めてだがなかなか楽しいコース設定だ。路面は基本的にスムーズだが、とてもツイスティなコーナーもある。攻略しがいがある」とコメント。
今回、セカンドドライバーとして登録されたのは、新鋭ジャンルイジ・ガリ。「初めてアメリカ大陸に上陸した。メキシコの雰囲気はとても良い。憧れだった大きなトレーラーが走っているのを見て興奮した。今回はマシンに慣れることを一番の目的として、最後まで走りきるように頑張る」と意気込みを語った。
ラリーは12日より第1レグが始まり、朝9時に1号車がレオンを出発。一
般道を走り約88km離れた山中のSS(スペシャルステージ=競技区間)1まで移動、午前10時33分にスタートする。