日本自動車輸入組合は、2月の輸入車新車販売台数を発表した。輸入車全体の販売台数は前年同月比1.3%増の2万0853台で、2カ月ぶりに前年を上回った。日本メーカーの海外生産車が好調だったのが主因で、純輸入車は落ち込んだ。
2月の外国メーカーの輸入車は、同5.0%減の1万7788台で、2カ月連続でマイナスとなった。VW『ゴルフ』やボルボ『40シリーズ』など、主力モデルがモデル末期となっているためだ。
逆に好調だったのが日本メーカーの海外生産車で、同64.7%増の3065台と、5カ月連続のプラスだった。ホンダの『フィットアリア』などは苦戦が続いているものの、トヨタ『アベンシス』の販売が全体を押し上げた。今後もこの傾向が続きそうだ。