エキセントリックなショーカーを展示することでジュネーブモーターショーの常連となっている、地元スイスのカスタマイザー、リンスピード。2004年も期待に違わず、水陸両用スポーツの『スプラッシュ』を出品する。
カーボンコンポジットの軽量車体を持つスポーツカーは、ボタンの一押しでメカニズムが起動、水上も走行できる。しかもハイドロフォイルを展開して水中翼船にもなるのだ。
従来の水陸両用車は、地上や水上での性能はいずれも専用ビークルにかなわなかったが、スプラッシュの地上最高速度は200km/h、水上(車体/船体は水面から60cmまで持ち上がる)最高速度は80km/h。「ハイドロプレーンは水上だけ」とリンスピード。