三菱自動車、会長ポストに三菱重工の岡崎氏に内定

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三菱自動車、会長ポストに三菱重工の岡崎氏に内定
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三菱自動車は、19日開催した臨時取締役会で、三菱重工業の岡崎洋一郎常務が会長に就任する人事を内定したと発表した。岡崎氏はフォークリフトや自動車用ターボチャージャーを担当するなど、自動車業界と無縁ではないことで決まった模様だ。

三菱自動車の会長人事は、前会長の園部孝氏が死去したため空席となっていた。三菱重工業などの三菱グループは、三菱自動車の増資を引き受け、同社の再建を支援する方針。会長に岡崎氏が就任、三菱グループ全体で三菱自動車の再建をサポートすることを内外にアピールする。

同社のロルフ・エクロート社長兼CEOは、今回の人事に関して「岡崎氏の就任は三菱自動車に対する三菱重工、三菱商事、東京三菱銀行の支援の象徴で、岡崎氏が経営陣の中核として新中期経営計画の実行に新たな力をもたらしてくれると期待している」と述べた。

岡崎氏は4月30日の臨時株主総会及びその後の臨時取締役会で正式決定する。

《レスポンス編集部》

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