三菱自動車工業のロルフ・エクロート社長は19日、東京の本社で会見し、2004年3月期の第3四半期決算などを発表した。会見では同社長の去就に対する質問が相次ぎ、エクロート社長は「株主が決定することであり、その決定を待っている」と繰り返した。
現在、同社は来年度からの新中期計画を策定であり「私の個人的なことは2次的な問題」と、強調した。さらに「私自身これからも三菱自動車のためになることをやっていきたい」と、続投に意欲を示す発言もあった。
また、社長としての経営を振り返って「自信をもっているし、これまでの実績を誇りに思う」と述べた。