富士通テンは16日、カーAV&ナビゲーションシステムの「イクリプス」に2004年春モデルとして、高音質を追求したカーオーディオ5機種を4月1日から発売すると発表した。
今回発売するモデルは、最高級カーオーディのイクリプス・サウンド・モニターの開発で培った技術を活かして、デバイスのベストバランスを追求することで、「原音」を忠実に再生する。
各スピーカーからの距離のちがいによる音のズレを補正するタイムアライメント機能などで、車室内の特異な音響特性を補正、忠実に再生された原音をそのまま再生する。これによってハイファイクラスオーディオに迫る高音質を実現した。
また、イクリプス専用サーバ『E-iSERV』によって車室内音響特性の補正サービスのオーディオカスタマイズを4月に発売する予定だ。タイムアライメント、クロスオーバーの設定をパソコン画面上で設定でき、メモリースティックを使ってオーディオ本体にインプットすることで、複雑な調整も簡単にカスタマイズできる。
今回発売するモデルでは、メモリースティック対応の『E3304CDT』にこの機能を搭載しており、今後対応機種は拡大していく予定だ。
また、今回のモデルはスタイリッシュ&クリーンをコンセプトにデザインした。金属調仕上げのノブやパネル、メッキ素材の使用で高級感を出した。
価格は2DINが3タイプで4万2000〜6万円、1DINが2タイプで1万8000円と3万5000円。