アメリカ車はパネルカラーにこだわり

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アメリカの大手ペイント会社の予測によると、今年も去年に引き続きクルマのエクステリアカラーの一番人気はシルバーで、やや保守的。しかしインテリアでは各社が様々な工夫を凝らし、「カラフル」度に拍車がかかりそうだ。

まず、先鞭となったのが昨年GMが発売したポンティアック『GTO』。このクルマはインパネのライトの色がクルマのエクステリアとマッチ。つまりボディが赤なら、インパネのライトも赤、という具合で、世界初の試みである。

これをさらに発展させたのが、フォードの新型『マスタング』。デルファイが開発した業界初、という「カラー・コンフィギュアブル・インスツルメント・クラスター」を搭載している。

このクラスターはデトロイトオートショー(デトロイトモーターショー)で発表され、3つのLEDを使ってドライバーの好みのカラーを創りだせる、というもの。ベースカラーはグリーン、ブルー、パープル、ホワイト、オレンジ、レッドだが、色の割合を調節することで様々なバリエーションが生まれる。その数実に125色。

しかもマスタングのゲージパネルは全部で6個あるから、ドライバーは自分だけのインパネカラーを組み合わせることができる。

このパネルカラー、今後アメリカではユーザーのクルマの選択に影響を与える、とも言われており、GMとフォードでは他のモデルにも導入を検討中だという。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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