トヨタ自動車とダイハツ工業は、インドネシアで生産する7人乗りの多目的車を増産するため、生産工場を2直化することを明らかにした。
インドネシアで生産する7人乗り多目的車は、トヨタの世界戦略プロジェクトの「IMVプロジェクト」第一弾のクルマで、トヨタとダイハツが共同開発した。アストラ・ダイハツ・モータース(ダイハツが親会社)が、トヨタは『アバンザ』、ダイハツは『セニア』として昨年12月から生産している。
当初、セニアが月販1200台、アバンザが2400台の販売が目標だったが、累計の受注が発売1カ月間で1万3000台になった。生産計画3600台の倍近くで、急きょ増産を決定した。今年3月から工場勤務を現在の1直から2直化して月産7000台に増産して需要に対応する。