日本自動車輸入組合が発表した2003年の輸入車中古車登録台数は前年比2.5%増の60万376台となり、5年連続で前年を上回った。メルセデスベンツなどの販売が好調に推移したのが主因だ。
内訳は、中古輸入車で最も多い普通乗用車が同6.3%増の39万5873台と順調に伸びた。小型乗用車は、国産車との販売競争が厳しかった影響で同3.2%減の16万22台だった。貨物車は同18.9%増の6148台と好調だった。
ブランド別では、販売台数トップのメルセデスベンツが同5.5%増の10万5332台と順調だった。フォルクスワーゲンも同8.2%増の7万7534台、BMWが同2.8%増の7万5526台とドイツの3メーカーがともに好調で全体を押し上げた。
輸入車は海外メーカーの新車は低調だが、価格の割安な中古車に人気が集まっている。