マクラーレンのデザイナー、エイドリアン・ニューウィーが生み出したニューマシン「MP4-19」はコクピットが最小限の大きさに設定されているため、長身のテストドライバー、アレクサンダー・ブルツには合わないことが判明した。
事実ブルツはまだ一度もニューマシンに乗っていない。現在問題なくフィットしているのはもう一人のテストドライバー、ペドロ・デラロサ(身長174cm)だけ。ブルツ(182cm)だけでなく、デビッド・クルサード(182cm)、キミ・ライコネン(180cm)にとっても窮屈で、前マシンとかなり異なるコクピットに苦労しているという。
「MP4-19は『MP4-15D』よりももっと傾いているんだ。内部も少々タイトだから、ルールの許す範囲で中を広げようとエンジニアたちが頑張っているところ」とクルサードは語っている。