悪運が強い? 踏切に進入した容疑車両、逃げ去る

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7日深夜、兵庫県芦屋市内でパトカーに追走されていた窃盗未遂容疑者のクルマが、遮断機がすでに下りていたJR東海道本線(JR神戸線)の踏切へ強引に進入。貨物列車とあわや衝突…という事態になった。

クルマはそのまま逃走しており、警察では列車往来危険容疑で逃げたクルマの行方を追っている。

兵庫県警・芦屋署の調べによると、発端となる窃盗未遂事件が起きたのは7日の午後11時40分ごろ。「コインパーキングの料金箱を壊している二人組の男がいる」との通報を受け、芦屋署員が現場となった芦屋市親王塚町付近にある有料駐車場に急行したところ、パトカーの姿を見て急発進する白っぽい乗用車を発見した。

乗用車はそのままスピードを上げて逃走。パトカーは追跡を開始した。

パトカーに追われたクルマは午後11時45分、芦屋市楠町付近にあるJR東海道本線(JR神戸線)の打出村踏切に到達。踏切は警報機が鳴り、遮断機も下りていたが、クルマはこれを無視するように強引に進入した。

直後、クルマの進路を25両編成の貨物列車が通過。貨物列車の機関士は進入してくるクルマの存在に気づき、すでに急ブレーキを使用していたがすぐには止まれず、機関車は踏切から300m先の地点まで走り、ようやく停止した。

乗用車は踏切の北側から進入したが、貨物列車は南側にある線路を走っており、衝突は間一髪で免れた。クルマはこの隙に踏切内でUターンを行い、そのまま逃走したとみられている。進入したタイミングがあと数秒早ければ、衝突したとみられる。

このトラブルによって貨物列車は現場に21分間停車したため、後続の列車を含む上下9本に遅れが出て、帰宅しようとしていた約1500人に影響が出た。

後の調べで有料駐車場の料金箱からは被害が出ていないことが判明したため、警察では逃げたクルマを列車往来危険容疑で追う方針だ。
《石田真一》

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