ジープ『レスキュー』はズバリ、ハマー『H2』の対抗馬。エクステリアには、ジープの丸目ライトをモチーフとしたラウンドシェイプを散りばめている。が、ボディ全体から醸し出す雰囲気といい、3119mmのホイールべースといい、“クライスラーのハマー”と言われても致し方ない。
クライスラーグループ・デザインのトレバー・クリード副社長は、「ジープ本来の能力があり、それをさらにエクストリームな方向に向けた」と、表現。
足元には、MTRトレッドと、ランフラット機能を有するグッドイヤー315/80/18。レスキューはコンセプトモデルだが、インテリアのフィニッシュは既に量産レベル。肉厚の薄いフロントシートは、車高調的レイアウトのショックアブソーバーとスプリングでサポートするのが面白い。
また3Dのナビゲーションシステム他で、本格的なレスキュー部隊車両に出来るとの触れ込みだ。