日産自動車は6日、米国デトロイトで開幕した北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)に、新型『パスファインダー』、インフィニティ『QX56』などを出展した、と発表した。
新型パスファインダーは今年秋にも米国で発売する予定で、新開発プラットフォームにV型6気筒4.0リットルエンジンを搭載した3列シート・7人乗りのSUV。現行モデルは、日本で生産し北米に輸出しているが、新型からは米国スマーナ工場(テネシー州)での現地生産に切り替わる。
インフィニティQX56は、米国キャントン新工場で生産されているフルサイズSUV、日産『パスファインダー・アルマーダ』の高級タイプで、V型8気筒5.6リットルエンジンを搭載した8人乗り。ラグジュアリー・フルサイズSUVとして、今春から発売を開始する。
このほか、ピックアップトラック『フロンティア』の新型(04年冬投入予定)や、携帯情報端末を備える先進的な情報システムを搭載したコンセプトモデル『アクティック』コンセプトを世界初披露した。