日本自動車工業会が発表した11月の自動車輸出実績によると、四輪車の輸出台数は前年同月比4.2%減の41万7574台で、3カ月ぶりにマイナスとなった。輸出金額は車両分が67億4379万ドル、部品分が19億5691万ドルの総額87億70万ドルとなり、同0.3%増だった。
車種別では、乗用車が同6.6%減の35万6706台で、3カ月ぶりにマイナスとなった。普通乗用車が同3.0%減の23万7362台、小型乗用車が同13.4%減の11万8968台と、7カ月連続でマイナスとなった。
トラックは同13.6%増の5万6035台で、7カ月ぶりにプラスとなった。普通トラックが同11.1%増と4万8379台と7カ月ぶりにプラスとなったのに加え、小型トラックも同33.1%増の7649台と3カ月連続でプラスとなった。
輸出の仕向け地別では、アジア向けが同27.3%増の4万5778台、欧州向けが同21.6%増の10万96台と好調だったふが、北米向けが同22.9%減の15万6400台と大幅に落ち込んで、アジアと欧州向けの好調を打ち消したかっこうだ。