ホンダは1月2−3日に東京・大手町と箱根を往復する大学駅伝の大会本部車として燃料電池車『FCX』を提供する。このほか、出場各大学の監督車として『オデッセイ』も提供するため、サポートするスタッフは約60人にのぼるという。
FCXはホンダが自社開発した新型燃料電池スタックを搭載した車両となる。同スタックは氷点下20度で稼働するという世界初の技術であり、箱根駅伝は格好のアピールの場ともなる。
ホンダは研究所や広報部などの混成による大所帯のスタッフで、万が一のトラブルに備えていく体制とした。スタッフは元日から都内に泊まり込みの予定で、出場チーム同様、お正月気分が味わえるのはレース終了後ということになる。