トヨタが「CSRヨーロッパ」に加盟---日本企業第1号

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トヨタ自動車はこのほど、ベルギーのブリュッセルに本部を置くCSR(企業の社会的責任)の推進組織「CSRヨーロッパ」にメンバー加盟した。株主や従業員、地域社会など幅広いステークホルダーとの良好な関係を構築し、社会的責任のあり方を追求していく。

CERヨーロッパは1995年に発足した非営利組織で、8日現在欧米の企業を中心に65社がメンバーとして加入している。自動車メーカーではGM(セネラル・モーターズ)、フォード、VW(フォルクスワーゲン)が参加しており、トヨタは自動車メーカーでは4社目。また日本企業では第1号となった。

トヨタは今年から、従来の「環境報告書」を「環境社会報告書」に改定、CSRへの取り組みを強める姿勢を打ち出していた。1級小型自動車整備士技能検定の問題漏洩という不祥事が表面化しただけに、改めてCSRの意義を社内に徹底させることにもなろう。

《池原照雄》

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