三菱自動車は、株主代表訴訟が和解し、「コンプライアンス基金」を創設することになったことについてのコメントを発表した。
それによると、訴訟について訴えられたのは同社の元役員で「直接の当事者では無くコメントできる立場にない」としている。
ただ、同社はこれまで、リコール関連業務における組織再編や内部監査制度機能の強化、情報処理システムの組織改正、内部通報制度の充実など、コンプライアンス体制の拡充に取り組んだとしている。
また、今回の訴訟で決定したコンプライアンス基金については、設立の経緯・趣旨を踏まえて遵法体制の充実、製品の安全対策向上のため、適正に運用していくとしている。