「なんだ、これ?」。新世代の自動車が一同に介する、世界フォーラム「EVS20」に日産『キューブ』が登場。ユニークなエクステリアデザインに、会場を訪れたアメリカ人たちは興味深々。
展示車、そして特設コースでの同乗走行用車はいずれも、右ハンドル仕様のe4WD。日本で既に発売されている、1.4リットルエンジンのFF車。切り替えスイッチによりリアホイールを電動モーターで駆動し、4駆に変身するという画期的なアイディアは日本でも好評だ。
今回はあくまでも、イベント趣旨に則っての参考出展、と日産は説明。しかし、トヨタが若者層対象として販売を開始したコンパクトカー戦略、サイオン・ブランドの対抗馬として、キューブ投入を検討しているのは明らか。
この市場に後発となる日産は、この際思い切ってe4WDを販売する可能性もあるのでは?