【東京自転車展】「巨人」の提案……歩くように乗る

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OEM生産からスタートした台湾のジャイアントは、今や世界中に現地法人を設立してビジネスを展開する世界的な自転車メーカーに成長している。ジャイアントの日本法人、株式会社ジャイアント(神奈川県横浜市)のブースでは新感覚シティ・サイクル『リバイブ』シリーズが公開された。

『リバイブ』でまず目を引くのが、その特徴的なスタイリング。まるでリカンベントのような乗車姿勢だが、あくまで通常の自転車のレイアウトを持っている。通常の自転車では背筋がない人だと腰、肩、手首が痛くなる。そこでバックレストを設け、座席で体重とペダルを踏む力を支えることにし、歩行時と同じ筋肉の使いかたにすることで快適にしているという。

運動生理学に基づいた設計理論は、ロードレースやマウンテンバイク競技で得られたデータを活用したもの。「自転車は楽しむもの。リバイブのキャラクターはコンフォート、レジャー、エクササイズ」と説明するのは株式会社ジャイアント営業課の山本吉春さん。

座席は高さだけでなく座面の前後調節も可能で、ハンドルポストの角度も動かせることで細かなポジション調節ができる。

スイングアームはスポーツ・モーターサイクルと同様にアルミ押し出し一体成形で製作されている。中空構造となることでアーム内にチェーンを収めることができ、スタイリッシュな外観を実現した。「自転車でこの製法を用いているのは、世界でジャイアントだけ」と山本さんは胸を張る。

日本では5万9800〜9万9800円で来年初旬に発売の予定。

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