12月より自動車を運転中の携帯電話の使用に対する罰金制度が開始されるイギリス市場向けに、携帯電話メーカーのオレンジと共同で開発された、ハンズフリーフォンシステム搭載の『オレンジ・スマート・シティクーペ』が発売された。
イギリスでは、12月1日より、運転中の携帯電話の使用が法律で禁止され、取り締まりで発見された場合には罰金30ポンド(5500円)、悪質な場合には、裁判所に送致され最高1000ポンド(18万4000円)の罰金が科せられる。
オレンジ・スマート・シティクーペでは、バックミラーの脇にあるボタンを押すと、Bluetooth(ブルートゥース)通信機能を搭載した携帯電話を使用できる。あらかじめ登録してある通話相手の名前を言うことで、電話をかけることができ、音声はスピーカーを通して聞くことができる。
価格は、8995ポンド(166万円)からで、ソニー・エリクソン製の携帯電話『T610』と、携帯電話会社オレンジとの6カ月分の契約が含まれている。