ヤナセ、完全にディーラーとなる---納車前整備の施設を売却

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ヤナセは8日、横浜市都筑区にある事業所の横浜デポーを横浜ニューデポーに移転・統合し、11月1日から整備、板金塗装、部品・用品管理のアフターサービス機能を一元化すると発表した。かつて横浜デポーで、輸入車の納車前点検・整備などを行っていたが、輸入権が無くなり、自動車小売りに特化する姿勢を鮮明にする。

ヤナセは9万7500平方メートルある横浜デポーで、輸入車の納車前点検整備を行ってきた。しかし、昨年12月で乗用車の輸入権はメーカーの日本法人に返還したため、土地の半分を売却する方針としていた。

今年9月に半分の土地を使って大規模中古車拠点ヤナセブランドスクエア横浜を開設、今回、残る半分が家具製造会社のイケア・ジャパンに売却が決まった。このため、横浜デポーで行っていた板金塗装などを、主に車検などを行っている横浜ニューデポーに移管、業務を集約することにした。

横浜ニューデポーでは、車検、一般サービス、新車整備、板金塗装を行うほか、パーツ倉庫、サービストレーニングなどの設備を整える。

《レスポンス編集部》

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