三菱がアメリカで現代と並ぶ保証期間を模索

自動車 ビジネス 国内マーケット

三菱自動車では、アメリカでの企業活動の指導者として、ヒュンダイ(現代)アメリカに所属していたフィンバー・オネイル氏を迎えた。このオネイル氏が着手しようとしているのが、ヒュンダイ時代に実施して大成功を納めた、保証期間の延長だ。

内容は、現在大多数のメーカーが3年としているベーシックな保証を5年に、パワートレインなどについては10年にする、というもの。

これはオネイル氏自身がラスベガスで行われた三菱ディーラーの全国大会で明らかにしたもので、同時に三菱が2005年モデルイヤーからピックアップトラック部門にもダッジ『ダコタ』をデザインしなおしたもので再参入する意志があることも述べた。

ベ−シック5年、パワートレイン10年というのは言うまでもなくアメリカでも最も長い保証期間となる。消費者に信頼をアピールできる反面、保証期間の長さをセールスにしているのはどちらかというとエントリーモデル、というイメージもある。

オネイル氏は、保証期間延長のサービスなどにより、2003年度は8万台となる『ギャラン』の売り上げを、2004年には10万台とするのが目的、としている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集