日本自動車輸入組合が発表した今年上半期(4〜9月)の輸入車新車販売台数は、前年同期比5.1%減の13万1307台となり、前年を下回った。日本メーカーの海外生産車は倍増程度に増えたが、純輸入車の販売が低迷した。
このうち、外国メーカー車は同10.3%減の11万7649台と2ケタのマイナスだった。フォルクスワーゲン、メルセデスベンツといった輸入車の主力メーカーの販売が低迷したのが主因だ。
日本メーカーの海外生産車は同88.8%増の1万3658台となり、前年実績の倍増近くにまで増えた。ホンダの『エレメント』や『フィットアリア』、トヨタ自動車の『ヴォルツ』などの販売が上乗せとなったのが主因だ。