【インプレ'03】佐藤久実 スバル『レガシィ6』 しなやかさは欧州車を感じさせる

試乗記 国産車
【インプレ'03】佐藤久実 スバル『レガシィ6』 しなやかさは欧州車を感じさせる
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軽量・コンパクト・低重心、そして完全バランスというフラット6のメリットを生かし、静かで滑らかな吹け上がりを見せるエンジン。とくに3000rpm〜6000rpmの加速感が気持ちいい。

いっぽう、このメリットは走りのよさにも反映されていて、セダンでありながら快適性のみだけでなくダイレクトなステア特性が光る。さらにワゴンもリヤのボリューム感を意識させない、セダンと同等のハンドリングとなっている。

しっかり感がありながら、しなやかな走りは欧州車に近い乗り味。ただし、インテリアはもっと上級車らしい演出を見せて欲しい。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★☆☆
パワー&フットワーク:★★★★☆
装備内容:★★★☆☆
オススメ度:★★★★☆

佐藤久実| モータージャーナリスト
自動車専門誌などで執筆活動を行いつつ、大学やカルチャーセンターの講師として、また、安全運転やスポーツドライビングのインストラクターとして、クルマの魅力や付き合い方を提案。個人的にはオープンカーが好き。

《佐藤久実》

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