9月の米国新車販売台数は、総需要が前年同月比2.1%増と、3カ月ぶりにプラスとなった。注目の「3位争い」は、トヨタ自動車が販売を2ケタに伸ばし、ダイムラークライスラーのクライスラー部門は逆に2ケタ減となったものの、クライスラーが台数で上回った。
同月のトヨタの販売は10.5%増の14万0754台で、好調を持続。クライスラー部門は14.8%減の14万7114台となったものの、僅差で3位に帰り咲いた。クライスラー以外の米国メーカーではGM(ゼネラルモーターズ)が12.8%増、フォードが5.2%増とモデルイヤーの末期となるだけに巻き返した。
このほか、日本勢では日産自動車が19.7%増の6万9512台と大きく伸ばしたものの、8月まで高いレベルの販売が続いたホンダは、0.9%増の10万6652台の小幅増にとどまった。