トヨタ自動車は、新型車『シエンタ』の月間販売目標を、ライバル車『キューブキュービック』の2倍にあたる7000台に設定。さらに、発売後1カ月は、月間販売目標の2倍以上にあたる1万5000台の受注をめざす。
トヨタは、シエンタのライバル車として、キューブキュービックとホンダ『モビリオ』を設定。日産は、キューブキュービックの月間販売目標を3500台に設定し、モビリオも8月の販売実績は、約3600台となっている。
これに対し、トヨタは月間7000台を設定。この強気の計画について同社は「ミニバン市場は定着しつつあるが、まだ若く、中身は変遷する可能性がある。コンパクトミニバンの需要を新たに掘り起こしたいと期待して月7000台の計画を立てた」(笹津恭士専務)という。もちろん、この7000台はモデルライフを通じての月間平均計画で、発売当初は、当然、さらに上をねらう。