【新聞ウォッチ】400km/h、慶大などが最速エコカーを開発へ

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年9月26日付

●石原国交相、藤井総裁と初顔合わせ(読売・11面)

●目指せ! 時速400キロ、電気自動車「エリーカ」慶応大などと開発中(読売・33面)

●トヨタ「ヴィッツ」不具合で自主改善、ホンダも「アコードワゴン」で改善対策(朝日・37面)

●日本経団連の政策評価基準、「奥田ビジョン」下敷き政権公約へ反映求める(毎日・9面)

●日米ビッグ3激突、日本車、米市場を席巻、通商摩擦再燃か、トヨタ、初の三位に、ホンダ、日産も好調(朝日・11面)

●ホンダ、台湾でセダン自社生産、来月から販売網を拡充(産経・8面)

●日産除く4社、8月国内生産減(産経・9面)

●排ガス規制対応で先駆け、日産ディーゼル仲村巌社長(東京・8面)

●三菱自動車強調融資1800億円、金融60社から、投資・社債償還に充当(日経・11面)

●JRバス関東、書類送検へ(日経・42面)

ひとくちコメント

東京モーターショーの開催が近づくに連れて、斬新な未来カーが紙面を飾る。慶応大環境情報学部・清水浩教授の研究室が『Eliica』(エリーカ)と名付けられた電気8輪自動車の試作品を開発したが、きょうの各紙は、その5分の1モデルを掲載している。

なかでも産経は、1面中央にカラースナップで取り上げ、「目指すスピードは時速400キロ、その速さはモータースポーツの最高峰とされるF1レースで活躍するマシンや世界に冠たる新幹線もしのぐ」などと紹介している。

エリーカは発電機メーカーのエネサーブなど国内38社が協賛する産学連携プロジェクトで、効率が高いリチウムイオン電池を使用する。10月22日から始まる東京モーターショーにも実寸大の試作車を展示する予定だ。

これまで多く使われた鉛電池より小さいので、斬新なデザインが可能という。次世代のクルマでは燃料に水素を使う燃料電池車が期待されているが、清水教授は「燃料電池車の普及には時間がかかる。リチウム電池が量産化できれば、電気自動車の利用がもっと広がる」と、電気自動車がエコカーの決め手になるのではないかとみている。
《福田俊之》

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