日産自動車が発表した8月の生産・販売・輸出実績によると、国内生産は前年同月比6.0%増の10万5042台と、18カ月連続でプラスとなった。国内販売と北米向け輸出が好調に推移したのが主因だ。
国内販売は、『プレサージュ』、『キューブ』の販売が好調で、同4.4%減の4万9957台だった。2カ月連続のプラス。輸出は北米向け『マキシマ』の現地生産化などで、同9.2%減の4万8421台だった。
海外生産は同4.2%増の11万9439台と好調だった。米国キャントン新工場で『クエスト』の生産が開始となったことなどで、米国生産が同35.5%増の5万808台だった。ただ、メキシコ、スペインはマイナスだった。