日本自動車工業会(自工会)は今月26日、中国・北京に北京事務所を開設すると発表した。日本メーカー各社が中国ビジネスを拡大しているため、これに自工会としても対応する。
自工会では、中国の自動車産業が急速に発展しているため、市場環境をとらえて会員各社による事業展開をサポートするとともに、日中自動車産業間の相互理解促進と協力関係の強化で、両国自動車産業の発展に貢献することを目的に、事務所の開設を準備してきた。
開所式典には、自工会の宗国旨英会長や会員各社の代表者が出席するほか、中国政府・中国自動車業界関係者らが出席する。また、開所式に先立って宗国会長が中国国務院や国家発展委員会、商務部を表敬訪問するほか、中国汽車工業会の苗会長(東風汽車公司総経理)と会談も実施する予定だ。