ホンダは11日、オランダ、アムステルダムで開催中の2輪車ショー「アムステルダムショー」で、世界初の電子制御ステアリングダンパー「HESD」(ホンダ・エレクトロニック・ステアリング・ダンパー)を搭載した『CBR1000RR』を発表した。
HESDは、スピードメーター共用センサーと、フューエルインジェクションと統合したECUの組み合わせにより、車速・加速度に応じてダンパー特性を自動的に制御するシステム。低速走行時の軽快なハンドリングを維持しながら、高速走行時の安定性を向上することが可能になる。
ホンダは同機構を搭載した新型CBR1000RRを2004年春から欧州で発売、年間1万5000台の販売を計画している。