【新型ホンダ『ライフ』発表】助手席チップアップスライドはお勧め

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新型『ライフ』のうち、中間グレードとなる「F」の助手席には、チップアップスライド機構が装備されている。座面をはねあげ、ダッシュボード側へ前進させることでウォークスルーも可能とするというものだ。助手席側から運転席側への通り抜けはもちろんだが、運転席から後部座席への通り抜けも可能としている。

ライフのLPL=ラージ・プロジェクト・リーダー(開発責任者)である野口牧人主任研究員は「乗降性能の向上という面だけではなく、チャイルドシート装着の利便性も図りました。一番のお勧めアイテムです」と説明する。

ホンダの軽自動車ユーザーの大半は若い女性。既婚であれば小さな子供を持つ人も多い。幼児と同乗する機会が多いということは、チャイルドシート装着を考慮する必要が生まれてくる。

「ライフのリアドアは79度まで開きます。チャイルドシートを装着しやすいようにとの配慮ですが、狭い駐車場などではドアを全開できないこともあります。そうした際に役立つのがチップアップ機構なのです」

座面をはねあげた助手席を前進させることで、後部座席の足元に広大なスペースが生まれる。ここに座り込んでしまえばドアを開けずとも子供をチャイルドシートに座らせることができる。また、常にシートを前進させておくことで、子供からはママの顔も見やすくなり、安心感が高まるという二次的効果もある。

もちろんそれ以外の使い方だってOKだ。前述したウォークスルーはもちろん、足元の広大なスペースを活かせば長身の男性だって座れる。

惜しむべきはこれが「F」しか選択できないこと。下位グレードの「C」は仕方がないとしても、上級グレードの「D」で選択できないというのは納得できない。野口主任研究員は「Fが最量販グレードということになりますから…」というが、一番のお勧めアイテムというのであれば上級グレードにも欲しかった。

《石田真一》

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