日野、小型トラックで世界初のハイブリッド車を発売

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日野自動車は3日、小型トラック『デュトロ』にハイブリッド車「デュトロ・ハイブリッド」を設定し、11月1日から発売する、と発表した。小型トラックでハイブリッド車の市販は世界初となる。国内で年間1000台の販売を計画している。

デュトロ ハイブリッドは日野が独自開発したハイブリッドシステムとPM(粒子状物質)除去装置「DPR」を組み合わせ、燃費向上と排ガス低減を両立したもの。燃費は、ディーゼルトラックの1.3倍を確保、排ガス性能は、2005年の新長期排出ガス規制をクリアするレベルを実現した。PMはDPRの装着により、国土交通省の超低PM排出ディーゼル車認定制度で最高ランクの「4つ星(新短期規制の85%低減レベル)」を取得した。

日野は、これまでに大型バスや中型トラックで、ハイブリッド車を出してきたがコストがネックだった。今回は、最もコスト高のバッテリーをトヨタと共通化することで、大幅なコスト低減を実現。国などの補助制度を使えば、通常のディーゼル車にくらべ、約50万円高で購入できる、という。

《編集部》

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