気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2003年9月2日付
●厚生年金基金、過去分の代行返上、トヨタなど6社に認可、厚労省(読売・9面)
●トヨタが新型「プリウス」 燃費、世界最高に、「環境技術」標準を狙う(朝日・3面)/環境対応車「量産」時代へ、採算性でも激しい競争に(朝日・13面)
●道路公団、総裁くすぶる進退論、幻の財務諸表問題、強引封じ込めに批判(毎日・5面)
●北米三菱自CEOオニール氏就任(毎日・8面)
●都市対抗野球、きょう決勝 川崎市(三菱ふそう)VS調布市(シダックス)(毎日・20,21面)
●中国人民元、日米切り上げ要請合意、財務相会談、APECで提起(産経・1面)
●主張=速度抑制装置、物流体系見直しの好機に(産経・2面)
●トヨタ系車体組み立てのトヨタ車体、関東自動車、純利益が大幅増(日経・17面)
●MM21日産進出、日活も、商業・文化の複合都市へ(日経・35面)
●三菱自動車、製造現場に「職人」今年度中育成制度、トラブル対応を強化(日経・13面)
ひとくちコメント
都市対抗野球大会の決勝戦がきょうの午後1時から東京ドーム球場で行われるが、前阪神監督の野村克也監督が率いるシダックス(調布市)と三菱ふそう川崎(川崎市)の顔合わせとなった。
きのうの準決勝で、シダックスは昨年準優勝のホンダ熊本(大津町)を6—2で下し、創部初めて決勝に進んだ。また、師弟対決といわれた三菱ふそう川崎と三菱自動車岡崎はに7—0で三菱ふそう川崎が完勝し、3年ぶり3度目の決勝進出。
これまでの都市対抗野球の報道は大会を主催する毎日以外は、スポーツ面で地味な扱いだったが、野村監督が決勝進出を果たしたこともあって、きょうの各紙は、野村監督の談話や決勝戦の見所などを大きく取り上げている。野村監督は「勝ち負けは時の運」と言うが、阪神では果たせなかった胴上げが見られるかどうか……。