ミシュランがモンツァGPボイコットをほのめかしている。これはハンガリーGP終了後、いくつかのミシュランユーザーのタイヤをチェックしたFIAがフロントタイヤの接地面幅が規定範囲を超えているのを発見したため。
FIAはレギュレーション上、ニュータイヤが規定内でも、ユーズドが規定を超えているタイヤは認められないと主張。レギュレーションが守られなかった場合は失格もあり得ると強く警告している。
これに対しミシュラン側は猛反発。モンツァまでにニュータイヤを開発供給することは不可能であり、失格にされるならイタリアGPをボイコットするとも発言している。
事の発端はハンガリーGPに届いた匿名の情報。これによりFIAが調査に乗り出したことから、シーズンの行方を大きく左右しかねない騒ぎに発展した。
なおフェラーリはこの匿名情報との関係を否定する声明を出した。