車上荒らし犯、大金に驚いて自首

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千葉県警は26日、「車上荒らしをした」として柏署に自首してきた37歳の男を窃盗容疑で逮捕した。盗んだバッグに多額の現金が収められており、怖くなって警察に届け出たとしている。

千葉県警・柏署の調べによると、問題の車上荒らし事件が起きたのは26日の午前10時30分ごろだという。柏市富里にあるディスカウントストアの駐車場に止めていたクルマの中に置いてあった現金約83万円の入ったバッグが無くなったと警察に届け出があった。

クルマにはカギをこじあけられたような後は無かったことから、警察では施錠を忘れていたドアを開け、何者かがバッグを盗んだものと判断した。

同日の夜、柏署に37歳の男が出頭し、「午前中に車上荒らしがあったはずですが…」と当直の警察官に切り出した。男はバッグを差し出しながら「予想以上の大金が入っていたので怖くなった。あの事件は私がやりました」と告白。

男の供述する被害車両の特徴や、カギをかけ忘れていたドアからバッグを盗み取ったなど、話の内容が届け出された被害と合致している点が多かったため、男を犯人と断定。窃盗容疑で逮捕している。

自ら出頭してきたということもあって自首扱いとなったが、警察では「怖くなるなら最初からやらなければいいのに」と、男の行動に呆れている。

《石田真一》

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