ヤマハ発動機は、CFアルミ製ダイキャストフレームを搭載する2004年欧州向けニューモデル『FZ6-S“Fazer”』とネイキッドタイプの『FZ6-N“FZ6”』を発表した。現行『FZS600Fazer』の後継モデルで、6年ぶりのフルモデルチェンジとなる。
今回発表した2機種は、600ccスーパースポーツとして欧州で高い評価を得ている『YZF-R6』直系の水冷DOHC4気筒エンジンをヤマハ独自のCFダイキャスト製新フレームに搭載、走りの爽快感と日常ユースでの軽快な機動性を高次元で調和させたと、している。
エンジンはYZF-R6とほぼ同様の水冷4サイクルDOHCエンジンで、カムプロフィールや吸排気管長・管径セッティングなどを変更した。高レスポンスと燃費向上のため、ヤマハ初のグループ噴射方式のFI(フュエルインジェクション)を採用したほか、ざん新な4in2in1集合タイプのアップマフラーを採用した。
今年12月に欧州各国に投入する計画で、販売計画は年間2万5000台。