昨年は両ドライバーともリタイアと新生ホッケンハイムでいい結果を得られなかったB・A・Rホンダ。しかしイギリスGPで導入された改良型「B・A・R 005」は予選での不運にもめげず入賞、特性的にもホッケンハイムに適合すると見られている。
それに加え、ジャック・ビルヌーヴは2001年(B・A・R)3位を始めとして数度の表彰台を経験、ジェンソン・バトンは2000年(ウィリアムズ)自己最高の4位と、両ドライバーともにドイツGPではいい思い出があるとあって、次レースにかける意気込みは高い。
「以前のトラックではいい思い出がたくさんあるんだ。新トラックはあまり好みではないけどね。昨年のレースはエンジョイできなかったし、他のサーキットと同じようになってしまった。でもオーバーテイクポイントが出来たから、面白い展開が見られると思う。ニューマシンは大きく進歩したし、エンジンも前のレースでは順調だった。ホッケンハイムは楽天的に考えているよ」とビルヌーブは語っている。