いすゞ『ギガ』トラクタ改良、省燃費モードを追加

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いすゞ自動車は、大型の『ギガ』トラクタに、いすゞ独自の省燃費シフトマシーンの「スムーサーG」を展開して29日から発売した。平成13年(2001年)騒音規制に対応、スピードリミッターも標準装備した。

機械式フルオートマチック・トランスミッションのスムーサーGに、省燃費走行が可能となる「エコノモード」を追加設定した。最適な変速制御で、ドライバーに負担をかけずにハイレベルの省燃費運転が可能となる。可変容量パワステポンプや補助ブレーキに連動したオートクルーズなども採用した。エンジンは低燃費で二酸化炭素排出量の少ないインタークーラーターボエンジン車に集約し、ノンターボエンジンは廃止した。

輸送効率を向上するため、容積型トレーラーにおける荷台内法高拡大のニーズに対応し、低床仕様をオプション設定した。低床サスペンションと低床カプラー、扁平タイヤを組み合わせ、カプラー高1050mmを実現した。

また、ブレーキ関係を総合的にコントロールするEBS(電子制御ブレーキ)をセミトラクタ車に標準装備した。トラクタのブレーキとトレーラーのブレーキを速度や重量の変化に応じて最適に制御、積載状態に関わらず高いブレーキレスポンスが得られる。

このほか、エンジンやトランスミッションへの遮音プレート追加などで、騒音規制に適合させ、スピードリミッターも全車標準で装備した。

《レスポンス編集部》

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