ダイムラークライスラー日本は、メルセデスベンツの大型トラック『アクトロス』のキャブ外観、内装デザインを改良して16日から発売した。アクトロスは、1998年に発売、ビッグマイナーチェンジは今回が初めて。
今回の改良で外観はフロントコーナーのディフレクターやウインドウバイザーのデザインを変更して空気抵抗を低減した。ヘッドランプ、フォグランプにクリアレンズを使用、ウインドウまわりをブラックにした。
室内は、ダッシュボードやメーターパネルなど、各種のスイッチ類のデザイン、レイアウトを全面的に見直した。運転席と一体化したシフトコントロールレバーやマルチファンクションステアリングを採用した。
経済性では、駆動軸の成型方法変更による軽量化やフレーム地上高の低減で、積載量の増加や荷室スペースを拡大した。16段トランスミッションには、クラッチ操作が不要なテリジェントオートマチックギアシフトを標準装備した。
また、運転席は形状を見直しホールド性を高めたヘッドレスト一体型のハイバックシートを装備した。