現在アウディの正規ディーラーは日本国内に79店舗ある。この秋までに仮店舗で営業している6店舗が追加され、全部で85店舗になる予定だ。大都市圏を中心に出店を続けているが、今後は地方都市を目指すことになるのだろうか。
この点についてアウディジャパンのヨハン・ダ・ネイスン社長は「アゥディはプレミアム輸入車であり、こうしたクルマを必要とする、または確実に購入してくれる顧客の多い大都市圏への出店を行っていく」と説明する。首都圏エリアでも熊谷(秩父)や成田などに空白域があり、今後はこうした大都市エリア内の空白域解消に努め、地方都市はその後に…という考えのようだ。
現状でも1都道府県あたり1拠点あり、自県にアウディのディーラーが存在しないのは島根、高知、沖縄の3県のみ。しかし、地方都市の空白域についても「これをそのまま放置することはない。2005年までには出店しているはずだ」ともネイスン社長は語っている。