JAFは3日、「チャイルドシート使用率状況調査」結果を公表した。全国102地点で1万3050人の子供を調べたところ、法規制の対象となる6歳未満のチャイルドシート使用率は51.7%と、昨年調査より0.7%低下していることがわかった。
年齢層別の使用率は、乳児用72%、幼児用52.5%、学童用31.2%と、子供の年齢が上がるにつれて使用率が低くなっている。
「チャイルドシート未使用者」のなかには、チャイルドシートに座らせてはいたものの、ベルトを締めさせなかった例も含まれており、法規制から3年がたち、パパ&ママドライバーの“油断”がうかがえる。「ちょっとスーパーに買い物行くだけだから」、「短時間だから」と面倒臭がらず、きちんと子供をチャイルドシートに座らせることが、万が一の事故から子供を守る唯一の手段になることを、もう1度確認する必要がありそうだ。