トヨタ自動車は26日付けで、開発部門に「レクサスセンター」を新設するなどの組織改正を発表した。2005年の日本での高級車チャンネルの「レクサス」店スタートに向けて、新型車開発体制を整備した。
トヨタの新車開発体制は従来、FR車を開発する第1開発センター、FF車を開発する第2開発センター、ミニバンやSUVを主に開発する第3開発センター、パワートレイン系を開発する第4開発センター、先進技術・先行開発が中心の第5開発センターがあった。
今回、高級車レクサスを専門に開発するレクサスセンターを新設するとともに、第1と第3開発センターを統合した第1トヨタセンターとほぼ第2開発センターが名称変更した第2トヨタセンターを新設した。
2005年に国内でレクサス店がスタートするため、開発体制を変更、車両のブランドマネジメントと企画機能を強化するとともに、機能ごとの技術力を強化する。