揺れる高速道路問題---扇大臣は相変わらずの答弁

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扇千景国交相は24日の会見で、民主党の“高速道路無料化案”や日本道路公団藤井総裁の更迭問題についての感想を語った。

民主党案については「高速道路もない所の人、また乗りたくない人、高速道路走るのが怖いって走らない人にも全部保有税かけるのは、その方が不公平じゃないかと思う」とチクリ。

藤井総裁が改革派職員を左遷したり、“裏の民間顧問”を作って民営化を思い通りに進めようとされている件については「私は左遷と言うべきなのか、それは必ずしも言えないんじゃないかと思う」、「あの本人(藤井総裁)のことをよく分かりませんから私は信じてますし、それによって民営化が遅れているんだったら、私に教えていただきたいと思います」と、相変わらず藤井総裁を擁護する発言を繰り返し、昨年、事務方に民営化への協力を支持した面影はすっかり薄れていた。

《編集部》

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