道路に寝ているのを注意したら……リンチを受け意識不明

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23日未明、東京都八王子市で交通トラブルを発端に男性2人が暴行を受け、うち1人が意識不明の重体となる事件が起きた。警察では傷害容疑で暴行を行った大学生風の男4人の行方を追っている。

警視庁・八王子署の調べによると、発端となる事件が起きたのは23日の午前1時15分ごろ、暴行が起きたのは同午前1時25分ごろとみられている。

八王子市子安町のコンビニエンスストア前で、路上に寝そべって飲食をしていた大学生風の男2人に対し、クルマで通りかかった23歳の男性が「路上で寝ていたら危ないだろう」と注意した。2人はこれに逆上、自分たちのクルマで男性の乗ったクルマの追跡を開始した。

男性らのクルマはコンビニエンスストアから2kmほど離れた住宅地にある行き止まりの道路に追い込まれ、ここで合流した別の2人を合わせた4人が男性と、その友人に襲い掛かった。男性は殴る蹴るなどの執拗な暴行を10分間に渡って受けて意識不明の重体。男性の友人も軽傷を負った。

警察では傷害容疑で逃げた大学生風の男4人の行方を追うとともに、この4人が最初の現場となったコンビニエンスストアに頻繁に出没しているとの情報もあることから防犯ビデオの任意提供を受け、容疑者の割り出しを急いでいる。

《石田真一》

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