日産自動車が発表した5月の生産・販売・輸出実績によるとグローバル生産台数は、前年同月比0.7%減の22万9955台となり、15カ月のマイナスで微減となった。海外生産が落ち込んだのが主因だ。
国内生産は同0.6%増の10万8878台だった。15カ月連続で前年を上回った。国内向けの『ティアナ』や『キューブ』、北米向けの『フェアレディZ』、インフィニティ『FX45』などが好調だった。
国内販売は同1.2%増の5万5313台と2ヵ月ぶりにプラス。キューブ、ティアナなどが好調だったためだが、登録車シェアは0.2ポイント下落した。輸出は同6.6%増の5万553台と16ヵ月連続でプラスとなった。北米向け、欧州向けが好調だった。
海外生産は不振で、同1.9%減の12万1077台だった。2ヵ月連続のマイナス。メキシコが『セントラ』(日本名:サニー)のイヤーモデルの切り替えや英国の『アルメーラ』、『プリメーラ』が低迷した。